AOS(K1ビザからグリーンカードへの切り替え)の手続きの中で行われる、「バイオメトリクス」を受けてきました。バイオメトリクスの持ち物、当日の流れについて書いていきます。また、バイオメトリクス通知が前の住所に届いたため、場所・日時の変更手続きをしました。その過程も記録しています。
※目次はジャンプできるので、読みたい項目をクリックしてください
バイオメトリクスの場所・日時の変更
私は、AOSを送付した際に住んでいた場所から引っ越していました。きちんとインターネット上で「アドレス変更」を行なっていました。引っ越してから、USCISの方と電話で話す時も、新しい住所で本人確認ができていたため、手続きはきちんと済んでいたはずです。
しかし、バイオメトリクスの通知が来た住所は、前の住所でもなく、なんとK1ビザを申請した住所(義理の両親の住所)。しかも内容も、
7月○日、ソルトレイクシティ(ユタ州)
現在、サンディエゴ(カリフォルニア州)に住んでいるため、バイオメトリクスのためにソルトレイクシティへは行けません。
電話で問い合わせ
さっそく翌日USCISに電話で問い合わせをしました。事情を説明し、場所の変更と日時の変更を依頼しました。
と軽く言われました(笑)
30日待つ
”30営業日”だったか、”30日”だったか、忘れてしまったため、”30営業日”待ちました=1ヶ月半ほど。全く連絡が来ないので、改めて連絡することに🙃
電話で再度問い合わせ
改めて事情を説明し、また待つことに…本当にスムーズにいかず、メンタルやられます😭
やっと電話がくる
やっと折り返しの電話がきました😭
とのことで、再度最初から事情を説明。すると、
電話を切ったあと、Emailにて新しい日時と場所が送られてきました。しかし、バイオメトリクス通知(郵便)がまだ届かないので不安でした😢
バイオメトリクス通知が届く
バイオメトリクスのアポイントメントの数日前に、やっとバイオメトリクス通知が届きました(今度は正しい住所に!)
バイオメトリクスの変更にかかった期間
元々のバイオメトリクスの日程(7月頭)から1ヶ月後の8月頭にバイオメトリクスを受けることができました。タイムラインだと、
- 6月頭:バイオメトリクス通知(違う住所に届く)
- 翌日:USCISに電話(1回目)
- (30日待つ)
- 7月中旬:USCISに電話(2回目)
- 7月末:USCISから電話
- 8月頭:バイオメトリクス
バイオメトリクスの持ち物
バイオメトリクスに持っていったものを書いておきます。
バイオメトリクス通知書(I-797C)
バイオメトリクス通知(I-797C)の1枚目は、通知書で、私のエイリアンナンバーや住所、バーコード、持ち物、注意点などが書いてあります。
AIW(Applicant’s Information Worksheet)
バイオメトリクス通知(I-797C)の2枚目は、
- Covidに関するバイオメトリクスサービスアポイントメントの重要な変更について
- Applicant’s Information Worksheet(AIW)=記入用紙
になっていました。
他の方から聞いたお話だと、いままで(コロナ前?)までは、会場へ着いてから記入用紙を渡されて記入する流れだったようです。現在(2021年8月)は、バイオメトリクス通知の2枚目に、コロナ禍でのバイオメトリクスのアポイントメントについての注意事項が書いてあり、その下が記入用紙になっており、記入して持ってくるように書いてあります。
- 現在の名前
- 今まで使ったことのある名前(多くの場合は、旧姓)
- 誕生日
- 出身地・国籍
- 性別(”Other”もあります)
- 人種
- 身長
- 体重
- 目の色
- 髪の色
などを記入します。
写真付きID
政府が発行した写真付きのIDを持ってきてください、と書いてあります。私はパスポートを持って行きました。
マリッジサーティフィケイト
バイオメトリクス通知(I-797C)と写真付きIDの名前が異なる場合は、補助するドキュメントを持ってきてください
と書いてあります。たとえば、婚姻後に苗字を変えている場合、AOSは婚姻後の苗字で申請しているため、ID(パスポート)の苗字が婚姻前のものだと差異があるとおもいます。
私の場合は、アメリカでの結婚時に混合性にし、日本でも混合性(ダブルネーム)にするために手続きをしています。
手続き中でまだパスポートは旧姓のままだったため、バイオメトリクス通知(I-797C)と同じ名前の表記になっているマリッジサーティフィケイト(元本)を持って行きました。
バイオメトリクス当日
コロナ禍なので、「15分以上早く来ないように」「2歳以上でワクチン摂取が済んでいない場合はマスクをするように」など書いてあったため、しっかりと読んで、守っていきました。
駐車場には時間より少し前に着くようにし、ぴったりくらいに中へ入りました。コロナの影響で、夫は中へは入れませんでした。
まずはエントランスすぐのところで、バイオメトリクスの通知書とIDを見せると、
と聞かれてみせました。
と言われ、カウンターに通されて、再度、通知書・IDを見せると
と言われ椅子に座って待つことに。職員の方が出てきて、
といわれ、ファイルごと全て手渡しました。その後、ファイルを返されて、先ほどのカウンターでチェックしてくださった方に案内され、
- 写真(立ち位置に立ち、撮影寸前にマスクを取りました)
- 指紋摂取(親指のみ、親指以外の4本、1本ずつ、を両手分)
を終えると、
といわれ終了。写真を撮り直させてくれるところや、みせてくれるところもあるようですが、私は指紋摂取の際に少し見えただけでした。マスクをとって髪を直す時間がなかったから、耳周辺の髪が耳に引っかかってました😭
所要時間
なんと10分弱!コロナ禍の影響か、職員の方3名と、私しかいませんでした。とても早くてあっという間でした。
ちなみに、持っていったものはすべて返されました。
- バイオメトリクス通知(I-797C)2枚
- マリッジサーティフィケイト
マリッジサーティフィケイトは、返してもらえなかったという人もいるようなので、担当の方によるのかもしれません…。
バイオメトリクス後の流れ
書類申請→バイオメトリクスがおわったので、グリーンカードに関する今後のステップは下記。
- グリーンカードのインタビュー通知
- インタビュー
- グリーンカード取得
コロナ禍でかなり時間がかかるようなので、AOSでグリーンカードと同時申請したコンボカード(就労許可・渡航許可)が早く届くといいなと願っています。
AOS(K1→GC)タイムラインのアップデート
下記、リンクになっている(下線部分)を押すとそれぞれの詳細記事へ飛べます。
- 2020年6月:AOS申請(I-485、I-765、I-131)
- 2020年7月:NOA(テキスト、郵便)
- 2021年6月:バイオメトリクス通知
- 2021年8月:バイオメトリクス
このあとの流れ(下記、追記しました。またアップデートします)
- 2021年8月末:EAD/AP承認
- ??:グリーンカード、インタビュー(面接)
- ??:グリーンカード取得
バイオメトリクスを受けに行く際、少し緊張しましたが、スムーズにおわって安心しました。ちなみに、バイオメトリクスがおわってからUSCISのサイト上のステータスを確認しましたが、「Fingerprint Fee was Received」から変更がありません😭