PCOS妊活:アメリカでスクリーニング検査・項目・費用

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PCOSスクリーニング検査

PCOSのため服用していた低容量ピルをやめ、アメリカで妊活を始めました。アメリカの婦人科医とのカウンセリング、スクリーニング検査、検査の結果と費用などをシェアしたいとおもいます。アメリカで妊活していてブログなどで情報を集めている方のお役に立てれば幸いです。

目次

アメリカの病院で妊活の相談

排卵検査をしているものの、やはりなかなか排卵できず…3ヶ月に1度のペースだとチャンスが少なすぎるということで、夫と今後のことを話し合いました。

アメリカでは、病院の予約や手続きなど、いろいろと一筋縄にいかず長引くことが多いので、早めに行動しよう!とのことで、婦人科のドクターに相談してみることにしました。

婦人科ドクターとのカウンセリング

電話で予約をとりました。ドクターはなんとなく女医さんを選びました。通訳をつけることも可能でしたが、あまり評判がよくなかったので通訳なしで挑みました。のちに、医療用語ってやはり難しいなと感じました…。

以下、私が伝えたことです。

  • 18歳でPCOSと診断されたこと
  • 12年間、低用量ピルを飲み続けてきたこと
  • 服用を辞めた時期、それ以降の月経について

ドクターからの質問は、

  • どんな検査をしてPCOSと言われたの?
  • PCOSでどんな変化があった?(ニキビ、体重の増加、毛量など)

「PCOSだと、排卵検査をしてても排卵自体ができない場合が多いから、自然妊娠は難しい」「35歳未満は一年間、35歳以上は半年間、自力でトライしてから不妊治療に進むのが一般的」といわれました。しかし、「血液検査をしてホルモンなどがどういう状況かみてみましょう」とのことで、ラボで検査を受けるように指示がありました。

余談ですが、いま検査を受けるべきか?と夫と話し合いました。「自然妊娠は難しいが、1年間は自力でトライしてから、不妊治療にうつる」のであれば、いまわざわざ時間・労力・お金をかけて検査を受けて、あらためて落ち込む必要あるのかな?と。

しかし、「できることはすべてやった」と思えることも大事だよね、ということでひとまず受けることにしました。

血液検査:PCOSスクリーニング

オンラインでアポイントメント→当日は15分早めにくるように書いてあったので、余裕をもっていきました。

受付で、名前や生年月日を確認され、

8時間ファスティングしてるよね?水以外は何も飲んでない?デカフェもだめよ?

といわれ…白目をむきそうになりました。アメリカあるある。ホウレンソウがない…😭

朝ごはん食べてきました。何も言われてなかったので。

じゃあ、グルコース以外を今日やりましょう。先生から何も言われなかったなんてかわいそうね、なんでいわなかったのかしら。とりあえず先生に連絡して、グルコースやったほうがいいか聞いてみてね、もし必要ならまたきて。ウォークイン(予約なし)でもいいから。

その後、すぐ呼ばれて血液採取。小さめの試験管みたいなもの4本くらいとられましたが、すごく上手で痛みもなく安心しました。(以前、アメリカでおしゃべりナースが針をぬいてしまって大噴出→洋服血だらけになったことがあり…😭)

採血だけだったため、来院から10分程度で終了しました。わりとスムーズで安心しました。

帰宅後、すぐに医者へメールして、「ファスティングの件しらなかったので受けられませんでした。別日に検査行くべきですか?」ときくと、「あら、詳しく説明してなくてごめんなさい。とりあえずそれ以外の結果を待って、また考えましょう」とのことでした。

アメリカ妊活:PCOSスクリーニング検査の費用

費用に関してですが、今回は、Co-pay$10でした。

ちなみに、カリフォルニア州の南(So Cal=South California)のサンディエゴ在住です。

スクリーニング検査の項目

検査結果が届いてからわかったのですが、検査された項目を以下に書きます。カッコのなかは、日本語ではなんだろうとおもい、私が自分で調べたので、定かではありません…。

  • FSH(卵胞刺激ホルモン)
  • PROLACTIN(乳汁分泌ホルモン)
  • TESTOSTERONE(テストステロン)
  • TSH(甲状腺刺激ホルモン)
  • 17-Hydroxyprogesterone(ヒドロキシプロゲステロン)
  • DHEA-S(デヒドロエピアンドロステロン硫酸抱合体)

スクリーニング検査:結果について

ラボで受けた検査の結果が出るのが早く、検査結果が続々とメールで届きました。2−3日ですべての結果がそろいました。

  • FSH(卵胞刺激ホルモン):正常値
  • PROLACTIN(乳汁分泌ホルモン):正常値
  • TESTOSTERONE(テストステロン):正常値より高い
  • TSH(甲状腺刺激ホルモン):正常値
  • 17-Hydroxyprogesterone(ヒドロキシプロゲステロン):正常値
  • DHEA-S(デヒドロエピアンドロステロン硫酸抱合体):正常値

私がみたところ、テストステロン以外の値はすべて正常値以内でした。

ドクターからも「結果がそろったからみてみたけど、やっぱりPCOSのようだね。1年間自力でトライして妊娠しなかったら、1年後に不妊治療のほうへ行ってください」とのことでした。

それだけ…?と思い、やっぱり検査受けても気持ちは楽にならなかったなあとおもいましたが、他に異常がなくてよかったと思うことにしました。

その後、このまま

  • 検温(毎朝)
  • 排卵検査(毎朝)
  • タイミング法

を続けるしかないね、と夫と話しました。しかし100日待っても生理がこなかったため、また病院へ行きましたので続きます。


今回は、アメリカで妊活中の血液検査(スクリーニング)、検査項目、費用、その結果についてでした。

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