国際結婚において大変なことといえば「手続き関連」です。アメリカ人と国際結婚した私の経験談をまぜながら、アメリカ人との婚姻における手続き、期間、費用などをまとめました。どちらの国で結婚するか?によっても必要書類などが異なってくるため要注意です。また、日本在住の場合、アメリカ在住の場合、などによっても方法が異なってきます。
アメリカ人との結婚手続きのポイント
ポイントは、
- ふたりが現在どこに住んでいるか
- どちらの国で(先に)結婚するか
です。そして、必要に応じて、適切なビザの申請をしていく形になります。
国際結婚の手続き-準備前に決めること-
アメリカ人と結婚する場合、どこで結婚するか?により手続きが異なってきます。
- アメリカ国内で結婚
- 日本国内で結婚
日本でアメリカ人と結婚する場合の手続き手順
アメリカ国籍側の書類集め
婚姻要件具備証明書(米国市民は宣誓供述書)をアメリカ大使館、又は領事館から入手する必要があります。
婚姻要件具備証明書(宣誓供述書)の費用
手数料が$50かかります。(2020年現在)
婚姻届を提出
書類がそろったら書類をもって、市区町村に婚姻届を出します。
婚姻後、日本の配偶者ビザの申請
中長期ビザ(就労・就学)を持っている外国籍配偶者は、その後、現在のビザ(在留資格)から日本人の配偶者としての在留へと変更=在留資格変更許可申請をすることになります。
たとえば、学生ビザ→配偶者ビザ、または就労ビザ→配偶者ビザなど。
在留資格変更許可申請の費用・期間
弁護士や行政書士に頼まない場合は、\4000の収入印紙代だけです。※申請に必要な書類の発行費用は除く
いろいろ知らべてみましたが、変更にかかる期間は約3カ月程度だそうです。(もちろん早い人もいれば遅いひともいるようです)
婚姻後、アメリカに引っ越す場合
もしアメリカに引っ越す場合は、アメリカ人の配偶者として渡米するためのビザ、CR-1/IR-1ビザ(配偶者ビザ)が必要になります。
アメリカの配偶者ビザ取得にかかる期間
取得には、書類や面接などが必要で、約1年~1年半かかります。(現在はコロナで全体的にもっと遅くなっているようです)
米国でアメリカ人と結婚する場合の手続き手順
私たちは、日本国内に住んでいましたが、①の「アメリカ国内で結婚」しました。
その他、国際結婚関連
アメリカ人と結婚した場合の苗字について
苗字はどうする?相手の苗字に変える、自分の苗字を使う、複合性(混合姓)にする、という選択肢があります。
今回は、アメリカ人と結婚した場合の手続きについて記載しました。
少しでもお役に立てれば幸いです😊