K1ビザでアメリカへ入国、結婚後、ビザの切り替えをする必要があるため、グリーンカード(永住権)の申請が必要です。この、ビザのステータスを適切なステータスにすることを、AOS=Adjustment of status(ステータスの調整)といいます。K1ビザ申請時と同様、準備するものがたくさんあります😢また、グリーンカード申請時に同時に申請しておくと便利な書類についても書いておきます。
グリーンカード申請時に同時に申請したもの
グリーンカードが手元に届くまで、半年から1年ほどかかるようですが、その前に就労や国外(アメリカ外)旅行をしたい場合は下記を同時申請することができます。
I-765:就労許可証(EAD)
グリーンカードが手元に届くまで、原則としては労働不可です。しかし、労働許可証があれば合法的に働くことが可能です。
I-131:再入国許可証(AP)
こちらがあれば、グリーンカードを持っていなくても、アメリカ国外へ出てもアメリカへ戻ってくることができます。
グリーンカード申請時に用意したもの
G-1145:e-noification
こちらにサインをして同封しておくと、送付した申請書に関する通知をメールで受けることができます。
I-485:グリーンカード申請書
K1のときと同様、記入項目がたくさんあります。K1より少ないかなと思いますが、記入しレビューしたりしていると結構時間がかかるので、出来るときに少しずつ準備するのがよいとおもいます。
I-797:I-129の許可通知(コピー)
こちらは、K1の過程でUSCISから届いているはずなのでコピーして同封します。
I-94 :渡航履歴
こちらは該当サイトへ行き、自分で印刷する必要があります。
パスポートを手元に用意して作業をしましょう!名前、パスポート番号、生年月日が必要です。渡航履歴が出てきたら、入国日等、確認をして印刷。
DS-3250:ワクチンシート or I-693:健康診断結果(元本)
K1ビザの際の健康診断結果と一緒に渡される(送付される)、DS-3250が”complete”の場合は同封するだけです。
”incomplete”の場合は、I-693が必要になります。こちらは別記事に詳しくまとめました!
パスポートのコピー
全ページコピーして同封しました!
出生証明書(原本と英訳)
戸籍抄本か戸籍謄本で良いようです。元本と、英訳が必要です。
私は自分で英訳しました😉ネット上に、フォーマットなどがあるので探してみるのもアリです。
マリッジサーティフィケートの元本
わたしたちが結婚の手続きをしたカリフォルニア州サンフランシスコ郡に発行してもらった、結婚証明書を同封しました。
I-864:扶養宣誓供述書
アメリカ人配偶者が、「外国人配偶者を扶養します」という証明の用紙です。
I-944:自立能力申告書
将来的に、政府から経済的援助(公的扶助)を受けないことを証明する書類です。
扶養・自立できることの証明書類
I-864と一緒に下記資料を同封しました。
- クレジットスコア
- 雇用証明書
- 給料明細
- 資産を証明する資料
I-944用には、グリーンカード申請者(私)の下記資料を提出しました。
- 学歴証明書(卒業証書)
- 言語能力の証明(TOEICなど)
- 資格証明書(私は自分が持っているもの複数)の元本のコピー
- 必要に応じて上記の英訳
- クレジットスコア
アメリカで就労経験や長期留学経験がない場合は、クレジットスコアがないケースがほとんどです。
私もクレジットスコアはなかったため、クレジットスコアの会社に電話をして事情を説明(GCの申請のために必要)。「クレジットスコアはありません」という証明書を発行してもらいました。
写真(2×2 inch)
写真の裏に名前を書いて、サンドイッチバッグ(小さめのジップロックのような袋)に入れました。
I-485、I-765、I-131、I-944、それぞれ2枚ずつ=合計8枚の写真が必要でした。
2020年4月現在、コロナの影響で配偶者以外のグリーンカード申請はストップしているようです。
また、配偶者のグリーンカードに関しても、インタビューはストップしているようですが、書類は少しずつ動いているようなので、また通知がきたらアップデートしていきます!
⇒面接も再開しているようですが、書類も面接も通常より遅延しているようです。